支援者向け研修会

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子育て支援に向けたベビーウェアリング基礎研修

 

 

講座の背景

子育て支援現場で、「抱っこ・おんぶ」についての相談は後を絶ちません。欧米では「ベビーウェアリング」と名付けられ、「小児整形学」「解剖学」「社会学」「生理学」「発達心理学」等の各分野で研究が進んでいます。しかし、日本においては抱っこは『あたりまえの文化』だったゆえに研究はほとんどされていません。そのため、養育者は何も知らないまま悩んでいたり、各指導者の独自論に迷子になったりしています。情報の中には多角的な見解のないものもあり、一部の抱っこおんぶのツールのみをいいとするようなものもあり、支援者であってもそれを選ぶことは困難です。

「信頼できる学術的な情報を知り、どんなツールにも応用が利く理論や技術を学びたい!」

という声にお応えした形で開催したところ、大変好評をいただき、今年は全国からお呼びいただいております。
今回、エンパワメントアプロ―チを深める実地研修つきの二日間、東京初の開催です!

対象者

養育者と赤ちゃんまたは周産期に関わり、だっこおんぶについて相談されることのある方。

だっこおんぶの相談を入口に、その親子の真の悩みや心に気づき、寄り添いたい方。

だっこおんぶ等のアタッチメント(愛着形成)から、大人と子どもの自己肯定感アップをサポートしたい方。

期待される研修効果

 

  • 人間にとっての抱っこを知る

人類の進化と生物学から人間にとっての抱っことは何かを考え、オキシトシン効果や愛着形成からの自己肯定感の形成のヒントを探っていきます。抱っこを学術的に深く知ることで、子育てをスムーズにスタートしたり改善したりするサポート力を身につけます。

  • 快適な抱っこの理論

どんな体形でも赤ちゃんが理想姿勢を取れる布製ツールを使って、快適な抱っこの理想形を体験します。赤ちゃんの発達と安全の概念、抱っこされることで育つ心の健康、赤ちゃんの身体の特徴、大人の快適さなど、多角的な理論と共に理解を深めます。

  • 安全概念の見直し

道具の工夫による落下防止の観点が先行している現状がある 一方で、発達段階における安全が見逃されている日本。ディスカッションによって、赤ちゃんの安全とはなにかを今一度確認します。

  • エンパワメントアプローチでの支援

様々な分野において注目をあびている「エンパワメントアプローチ」。目の前の親子にとってのゴールや解決をサポートする方法を学びます。その親子の力と可能性を引き出し問題解決に最大限に活用していくアプローチは、根本的な自立を支援するサポートとして効果を発揮します。

  • 正しい抱っこ紐装着や調整の重要性の理解

どんなに素晴らしい抱っこ紐でも、使い方を誤るとその素晴らしさが半減してしまいます。また、買替のできない方への「今お持ちの抱っこ紐」をより安全に快適に使うという対処も必要です。どのようなジャンルの抱っこ紐についても、安全な使い方や調整方法のポイントを知ることができます。

  • 日本において一般的に使われている抱っこおんぶツールの理解

どのようなものが発売されていて、その特徴はどんなものなのか。多種のジャンル、大量の商品を触って、感覚で装着してみて、そして最後に理想の抱っこに近づけることで、それぞれのメリットデメリットや、つかいどころを考えていきます。

カリキュラム(基礎研修)

主な項目学習目的
布製抱っこ紐の体験

理想の抱っこ、安全で快適なポイントを体感する

成形型も含む抱っこツールの調整のポイントを知る

様々なおんぶツールの比較

海外のツールでのおんぶと日本の伝統的ツールでのおんぶ

それぞれが促す姿勢と用途を考える

成形されたツールの体験

養育者の使い勝手や失敗例を知る

購入時の選ぶポイントや使用中のものの調整方法を知る

赤ちゃんの発達、発達段階

抱っこと発達の関係性を知る

発達段階に応じた抱っこ・おんぶの注意点と最適な道具を知る

オキシトシン効果
アタッチメント(愛着形成) 

抱っこの心理学的効果で子育ての負担軽減を考える

自己肯定感の基礎が将来の自立と健全な精神を守ることを知る

股関節と脊柱の発達

赤ちゃんの生理的特徴を知る(M字開脚・背骨のカーブ)

定頸前の抱き方や股関節脱臼についての養育者への伝え方を考える

子どもの発達と安全の概念

抱っこ紐に関する日本の安全観念と安全対策の問題点を知る

メーカーと養育者、双方の現状や問題点を捉える


実地研修とホームワーク 

二日目の午前中に一般の親子をご招待して「抱っこ紐無料相談会」を行います。
実際のコンサルティングを見ていただくとともに、受講生の皆様にも実地研修をしていただき、前日の理論と体験をお伝えする立場へと発展させていただきます。

午後は実地研修のフィードバックとさらなるSSC(成形型の抱っこ紐)研究。皆様が現場で実践できるよう、疑問の解決や技術の定着を目指します。
二日間にわたる研修後は選択式・記述式ホームワークを配信。疑問が解決するまでディスカッション式の添削フォローをいたします。

8割以上の理解度を達成した方より日本ベビーウェアリング協会発行の「修了証」を発行させていただいており、当会HPの「研修修了者に相談を受けられるところ」というページへの記載をさせていただく予定です。(掲載は希望者のみ・別途掲載条件あり

講座スケジュール
8/9,10東京港区  8/30,31札幌  10/12,13福岡 10/22,23静岡磐田  11月東京調整中   
 

スケジュールの確認とお申込みはイベントページから。

例:山田 花子
例:やまだ はなこ
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