そこ知り!005
健全な親子関係 1/2
−子どもへの虐待−

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今回のゴール

国内における子ども虐待の状況について知り、皆さんお一人おひとりが取れる行動について考えられるようになることがゴールです。少し長いですが、お付き合いいただけますと幸いです。

もくじ

1●2018年度の虐待相談件数

児童相談所からの報告数ベースでは、2018年は全国で約16万件と虐待相談件数は年々増加傾向にあります。相談件数 1位東京都、2位埼玉県、3位大阪府は、いずれも1万件以上と4位千葉県以下の8千件を大きく引き離した結果となっています。尚、最も少ない三県は、鳥取県、島根県、佐賀県でした。また、虐待を受ける子どもについて年齢別で見ると、0歳児が最も多い結果となっていました。出生数が減少傾向にあるにも関わらず、28年間連続して増加し続けている状況は看過できません。(平成30年度、福祉行政報告例:児童福祉データ

2●誰が虐待するのか?

全相談件数を虐待者別に調査した結果では、実母が47%、実父が41%と、全体の約90%が赤ちゃんにとって身近な存在である実の両親が虐待をしていることが分かっています。

3●死亡に至る虐待件数

2018年度は、心中含む65名の子どもが虐待で死亡しており、こちらも0歳が最も多い結果でした。(子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について

画像1

4●日本の対策

児童相談所の増設、母子健康包括支援センターの設置、児童福祉司の増員などで対策がとられ、「通告受理後48時間以内の安全確認ルール」が定められるなど数々の対策が講じられており、各自治体でも独自の取り組みなどがされています。
また、2019年6月には児童福祉法等改正法が成立し、養育者等は児童に体罰(苦痛や不快感を与えるための罰)を加えてはならないことが法定化され、今年2020年4月から施行されています。世界で見ると、法制化の動きが早かったのはスウェーデン(1979年)で、日本の法制化は59番目です。

子どもすこやかサポートネットでは、子どもへの体罰が与える影響についての研究結果がわかりやすくまとめられています。

科学的根拠(エビデンス)について

5●COVID-19と虐待

新型コロナウィルス感染対策として、外出自粛が長期化することでストレスがたまり、虐待を含む家庭内暴力(ドメスティックバイオレンス:DV)の増加が世界的に懸念されています。
(参考)家にとどまって〜その家が安全でなかったら〜(NHK)

各方面から、親子を救おうと様々な取り組みや紹介がなされています。
厚生労働省「生活環境の変化等でストレスを抱えている方へ」
日本小児科学会「お子様と暮らしている皆様へ」

子育て支援に携わる方は、何らかの形で親子と繋がりを持っている方もいらっしゃるかと思います。ぜひ、各自治体における関連情報を調べてみてください。そして、必要と思われる内容を親子へ発信することで、救われる親子がいるかもしれません。冒頭でも紹介したように、0歳児は虐待の対象となりやすいです。ベビーウェアリングの講座にいらっしゃる親子も難しい状況にあるかもしれません。

ぜひ、今、できることから、アクションとりましょう。

赤ちゃん指ギュ

参考資料・リンク

●H30年度福祉行政報告例:児童福祉データ(厚労省)
●子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第15次報告)(厚労省)
●児童虐待防止対策(厚労省)
●Global initiative to end all corporal punishment of children
●データで見る47都道府県「児童虐待」防衛の姿(ニッセイ基礎研究所)
●認定NPO法人 オレンジリボン
●子どもすこやかサポートネット
●セーブ・ザ・チルドレン

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