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おんぶのアンケートの概要

親として、抱っこやおんぶの相談を受ける支援者として、それぞれの立場で「おんぶの困った事例」を調べました。詳細な内容については、11月29日(日)開催予定の非会員も参加可能な定期勉強会中のディスカッションを通して、得られた結果をより深く考察していきたいと考えています。

目的:ベビーウェアリングコンサルタントとして抱っこやおんぶの相談に対応する支援者が「おんぶをしたい養育者」をどのように支援していくと良いのか、を検討すること。

期間:2020年10月3日〜17日の2週間
全体の回答者数:47名

親として:おんぶの困った!

親としての立場から回答いただいた質問4つのうち、こちらでは3つをご紹介します。おんぶがしたいパパ・ママの現状を知ることができると思います。

おんぶの技術を専門家から習う機会のあったパパ・ママが多かったことが印象的な結果でした。また、うまく動画サイトや説明書を活用できていることも分かりました。
実際にどのような時におんぶをしていたか、という設問では「家事・グズっている時・寝かしつけ」をまとめると62%となっており、家の中でおんぶをすることが多いことが見えてきました。
ここでは、おんぶについて困っていること、困ったことを集計していますが、やり方がわからない・相談できる場がない、という点が最も多くみられました。前問Q1では、おんぶの講座を受けた経験のある方が多かったので、うまく相談先を見つけられるか否か、が親子のおんぶの実践に影響していると考えられました。また、赤ちゃんとパパ・ママ自身の身体それぞれの身体への負担について気にかけている方も合わせると22%と多く、おんぶの方法次第で解決できそうな課題と捉えることもできそうです。

支援者として:おんぶ相談のアレコレ!

ここからは、ベビーウェアリングコンサルタントとして、抱っこやおんぶの相談に乗る機会のある方(以下、支援者)26名の回答(QB)になります。ベビーウェアリングコンサルタントには、様々な資格がありますが、こちらでは資格の区別なく回答いただいています。

講師として、おんぶの相談で困った経験は4人に1人が「困った経験がある」という回答で、何らかのカタチで工夫が必要な場面があったようです。
前設問で困った事例が「ある」と回答した19名の方から具体的な事例を聞いてみると、養育者の「おんぶが怖い」という心のハードル、養育者の技能の理想と現実・赤ちゃんの発達段階とのギャップという点が上位に上がってきました。支援者としては、まずは基本の抱っこの姿勢を学んでいただいた上で、赤ちゃんの発達に合わせて、おんぶへステップアップ、という流れが理想かと思いますが、実際の相談支援の現場では時間の制約もあり、ベビーウェアリングの基礎からおんぶまでを伝えていく事が容易でない印象です。
支援者として、おんぶの講座中にヒヤリハットの経験があるか、という問で26%の方が「経験がある」という結果でした。さらに、6名の方が具体的な事例を紹介してくださったのがQB4です。落下しかけた・落下したという事例の他に、目の届かない所で練習しようとする方など、安全第一にしたい支援者の想いが伝わりきっていない養育者の方もいることが分かりました。

アンケート結果から、当事者としての困りごと、支援者として改善できそうなことを見出していけるように思います。抱っこ・おんぶ両方を対象にした、抱っこ紐を用いた時のヒヤリハット事例は、抱っこ紐安全協議会のアンケートでも多く紹介されており、当事者としては「落下」が最も多かった結果が示されています。支援者として、抱っこ・おんぶの相談に乗る機会のある方は、目を通していただくと、ご自分の講座での安全対策や安全の啓蒙に役立ちそうです。

ここまでみてきた結果については、11月29日にJaBAが開催する2020年度第2回定期勉強会で、詳細な回答事例をご紹介して参ります。会員限定の録画配信ご希望の方も含め、当日ご参加いただいた方にはアンケート結果をまとめた物を配布予定です。ご参加、お待ちしております。

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