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6月会員限定勉強会感想

開催報告
開催報告
2019年6月8日、会員限定の勉強会が開かれました。オンラインでは繋がず、都内の会場のみで行われました。 抱っこ相談に役立つ!気になる赤ちゃんの発達と身体へのアプローチ
ナビゲーターは都内で理学療法士として子育て支援に関わる、上木原瞳さん(多摩療育園非常勤、NPO法人ウィズアイ)。ディ・トラゲシューレ ベーシックコース修了者でもあり、発達のみならず、抱っこやおんぶの相談など、幅広い子育て支援に携わっています。参加者は、作業療法士、助産師、歯科衛生士等、全員で8名でした。
勉強会では、講義だけではなく、参加者自身も身体を動かすワークもありました。ベビーウェアリングや発達関連の相談事例から、多くの根拠に基づいて、養育者への具体的な提案例をご紹介いただきました。うつぶせを嫌がる、向き癖が強い、脚を突っ張る、筋緊張が強い・弱い、目線が真上〜後ろを向いていることが多い…といった様々な子ども達。養育者も、もちろん、子どもも、楽しみながら・日常的に・簡単に、姿勢の偏りを減らし、発達を促すよう働きかけていく方法を教えていただきました。
特に「腹ばい」の姿勢が後々の発達段階に、良い影響を与えるというのは印象的でした。腹ばいが苦手な子どもにも楽しめるような働きかけとして、親子の目線、わらべうた遊び等をご紹介いただきました。また、密着した抱っこで子どもが養育者の胸にもたれている姿勢も、実は「腹ばい」の一つと言えるそうで、ベビーウェアリングが発達にも影響を与え得ることがわかりました。
ベビーウェアリングの相談を受けていると出会うことのある、姿勢に癖のある子どもとの関わり方は、すぐに活用できそうだと感じました。また、相談内容が多岐にわたる場合などは、様々な専門家と相談しながら、対応する必要性も改めて認識しました。
勉強会では「動くことで心も体も育つ」という赤ちゃん学会の小西理事長の言葉が引用されました。赤ちゃんの動く力を引き出してあげて、心も体もすくすく育ててあげたいですね。 さて、来月7月の勉強会は…

成形型抱っこ紐(SSC)についての知識を深める

と題して、SSCについて学んでいきます。 オンラインのみでの開催で、ベビーウェアリングの相談時に必ずといっていいほど手にする機会のある「SSC」。多様なSSCの特徴を理解し、より快適な抱っこを養育者に身に着けて頂く、支援につなげていきましょう! スタディ会員は1,000円割引で参加いただけます。是非、助産師さんや看護師さんといった、乳幼児と関わる機会の多い専門職の方も、この機会に、会員登録ご検討下さい。

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